特発性側弯症の原因について

特発性側弯症と気付く多くの時期は小学校高学年から中学生になります。ちょうどこの時期から始まるのが生理現象です。
生理現象がはじまるとなにが起きるのか。
男性の場合は男性ホルモンによって筋肉がしっかりして背骨を力強く支えてくれますが、
女性の場合は赤ちゃんの産める身体になっていきます。出産のできる身体になっていくのです。
つまり、出産の準備がはじまるため筋肉は柔らかくしなやかになります。
背骨を支える筋肉も同じです。柔らかくなるのです。
すると、背骨を支えられないので曲がってしまうのです。
特発性側弯症が女性に多いのはそういった理由があります。
さらにその時期は成長期でもあります。
上に上に伸びなければならないのに背骨を支える力がないと真直ぐに伸びてくれないことがあるのです。
また、その時期から部活動も始まります。身体を一定の形で動かす事が多くなります。
受験もありますので机に向かって長時間、同じ姿勢をとることも多くなります。
これらの姿勢が真直ぐでなければ、曲がったまま伸びてしまいます。
現に、1日8時間、9時間なにか決まった事に取り組んでいる。
そういった子に側弯症は多いのが事実です。
さらに、そうして成長していくと今度はなにが起きるのか。
自分で真直ぐというのがわからなくなります。
普段から歪んだ姿勢を真直ぐだと思い込み生活を続けてしまうのです。
こうして特発性側弯症が出来上がっていきます。

特発症の原因とはホルモンのバランスと姿勢、感覚のズレが大きな要因であると考えます。