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”側弯症の治療”に”疼痛性側弯症”を更新しました。

疼痛性側弯症

 

側彎症が原因で痛みが現れる場合と、痛みが原因で側彎症となる場合があります。

幼少期から思春期までに側彎症があり、歳を重ねるにつれて腰痛や肩凝りなどの痛みが現れる場合は、側彎症が改善されれば痛みの症状も軽くなりますが、

何か別の症状で痛みがあり、痛みの出にくい姿勢を意図的にとりつづける事で起こる側彎症、いわゆる疼痛性側彎症の場合は、痛みを取り除いていかなければ、歪みもなかなか改善しません。側彎症を改善させていくには、普段行う、筋力トレーニング、ストレッチが重要ですが、痛みのある場合は制限されてしまいます。

疼痛性側彎症は機能性のものにあたりますが、痛みが長期間持続すると、機能性側彎症から構築性側彎症となるケースが見られます。

この場合の側彎症は根本の原因が側彎症以外の症状であるため、そちらの改善を考え、治療を行った方が側彎症も改善しやすいです。

疼痛性側彎症につながる痛みの多くは、筋肉、関節の痛みや神経痛です。

場所では腰下肢、特に骨盤周囲に痛みの症状が現れると要注意です。

骨盤周囲に痛みが現れ、疼痛回避を行うと、骨格の基盤となる骨盤を歪めてしまいます。すると、骨盤の上に連なる背椎に大きな影響を及ぼし、全身が歪んでしまいます。

側彎症の改善にあたって重要なことは、原因が何処にあるのかを明確にして処置を行なっていく事です。