側弯症 男性 38歳 度数不明

中学生の時に健康診断で発見。経過観察の診断。寝起き、しゃがんだ時に右腰に痛み。日によって痛みの強さは違うが、決まって同じ場所に痛みがある。

視診、触診をしたところ、左腰部に大きな隆起を確認しました。肩は右肩が下がっており、重心は左に傾いています。骨盤は右が上がっており、右のウエストが狭くなっています。

 

施術ではまず、脊椎の横を専用の叩く鍼にて叩き動きを付けたのちに、少しずつ、脊椎を動かしていきました。身体が固く、動きが小さいため、背部をほぐしながら行いました。

その後、狭くなっている、右ウエストを開くようにストレッチを行いました。

ストレッチの際も痛みがときおり現れるため、慎重に時間をかけて行いました。

施術後、立ち上がり時の痛みはなくなり、しゃがんだ時の痛みも小さくなりました。

写真にて確認すると、右のウエストが開いているのが確認できます。

 

今回の場合、

朝起きた時やしゃがんだ時に痛むのは、

1,椎間板が片側のみつぶれてしまい、痛みが現れる。

2,肋骨と骨盤の上方が当たり、痛む。

3,右腰部、腰椎、肋骨、骨盤に付着している筋肉の圧迫ストレスが強くなり、痛む。

以上の3点が考えられますが、触診したところ、1と3の要因が大きく考えられます。

 

側弯症は複数カーブがある時よりも、一つの大きなカーブがある時が一番、重力に弱い状態です。メインとなる大きなカーブを極力抑えること、小さくすることが治療における優先事項となります。

 

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