側弯症 女児 中学3年 30度―40度

中学3年生。学校の検診で発覚。
発見時、30度―40度のダブルカーブでした。
装具装着で高校生になったら手術を考えるとの診断です。
装具をすれば治るのかを聞いたところ、医師からは「これ以上悪化をさせない為に装具をする」「成長期がまだ終わっていないので、なんともいえない」と言われました。
装具は1日中着けていますが、手術の不安が強いそうです。
来院の際に装具を持って来てもらうと装具と身体の間に隙間が大きく空いていました。装具装着時の度数は図っていないとのことです。
背中を確認すると左肩が下がっていました。
触診をすると右胸椎部と左腰椎部に隆起を確認しました。
腹部を確認すると、左右での硬さの違いがありました。
背骨周囲の筋肉も大きな左右差を確認しました。
鍼灸とマッサージによりバランスを整えた後に特殊な器具により身体を延ばしていきました。
結果、肩の高さは均等に整い、隆起が小さくなったことを確認しました。
整った状態をキープする為に体操を指導しました。

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